原子力発電所を閉鎖したドイツの二酸化炭素排出量二年連続で増加へ

ドイツの二酸化炭素排出量は、原子力発電所の1つを閉鎖し、石炭と天然ガスで置き換えた結果、2016年に2年連続で増加しました。

ドイツの排出ガスは、原子力発電所を閉鎖せずに石炭と天然ガスで置き換えた場合、減少していたであろう。

新しい太陽光と風力が失われた原子力を補うことができなかっただけでなく、2016年の太陽光と風力発電量の発電時間自体もも劇的に減少した。

ドイツは2015年から2016年にかけて風力タービン容量が10％増、太陽電池パネル容量が2.5％増加したが、風力発電量は1％未満で、太陽光発電量は1％減った。

その理由は、ドイツは2015年に比べて2016年の日照時間が大幅に短くなったからだ。

したがって、2016年は天候に依存するエネルギー源の限界をさらけ出した年であった。その出力は、時々刻々の変化だけでなく、年単位でも大きく変動します。

これまで反原子力派は、この突発的な電力の欠乏現象はより多くの送電と蓄電によって解決できると主張してきた。しかし、送電線も蓄電もどちらであれドイツに買えと日照時間をもたらしてくれるわけではないのだ。